四季の森公園−カワセミ、ホタル サイクリング 撮影スポット
四季の森公園−カワセミ、ホタル サイクリング 撮影スポット
四季の森公園とは
県立 四季の森公園といい、公立の公園で運営を民間企業が行なっているため綺麗に整備されています。
住所は神奈川県横浜市緑区寺山町291です。
住宅街の中にあってひときわ自然が多い大きな公園です。
昔は山林と湿地帯でしたが、整備されていき公園になりました。里山と谷戸で構成される自然を残した公園になっています。管理は専門の管理者がしっかりと樹木の手入れ、草刈り、花壇の整備などをおこなっているため、いつでも綺麗な状態となっています。
四季の森公園は山を中心にして作られた公園のため、園内は起伏に富み、平らな場所は谷になっているところだけで他は山の中に作られた歩道を歩くといった作りになっています。綺麗に整備されていますので、歩くのには不便はありませんが、山を登ったり下ったりが多いので、園内を一周しようとすると足にかなりの負担がかかると思います。
谷になっている部分は、湿地帯をそのまま残してあり葦が一面に分布していたり、菖蒲がたくさん植えてある場所や田で稲作風景を見られたりします。最終的に流れた水は公園の入口の大きな池に溜まるようになっています。
池には鯉や小魚、亀などがたくさんいますが、鴨も多く生息しているようで、必ずといっていいほど遭遇します。また、湿地帯の中は、人が入れないようになっていることもあり、ホタルやカワセミの姿をみることができる、横浜市内でも貴重な場所となっています。
昔は山や湿地などの自然の状態の野生の森という感じで、近くの山林がどんどんと造成されて売られていきました。あっという間に公園ができて、自然保護という方向になり、学習用の田ができたりして、姿を変えていきました。
このあたりの土地もほとんど、何も建物が建っていない土地がほとんどで、草が茂っているだけで、いわゆる空き地という感じのところが多かったです。それが時代は変わり、見てみると、これでもかというほどに建物が建ち並び、たくさんの商業施設が周りに増えて、非常に多くの人が住んでいて、この公園へ訪れにきます。
公園のすぐ近くに区役所があることからも、区の中心的な位置にある、とても広大な公園です。といっても、横浜市で、これだけの住宅地の中でということになります。広さとしてはもっと広いところもあります。
住宅が建設できない規制があったために、山林として残っている公園ですが、もし、規制が無かったとしたら、ここは見る影もなく、坂の多い住宅地となっていたかと思うと、驚きです。
これだけの土地があれば、少しでも多くの住居を建設しているものです。しかし、こことズーラシアの近くの一帯は見事に保存されています。
四季の森からズーラシアにつながる道をまだ、開発が進んでいない時に発見したときには、森のなかに公園や、動物園が現れてくるのがとても珍しい光景でした。
まだ、大規模な動物園がない時代に、広大な敷地に、動物が展示ではなく、繁殖用の施設に広い土地が使われていることに驚きました。
今でも、分断はされていますが、住宅地の間を通って歩くこともできます。
四季の森公園の施設
施設といっても、自然を活かした公園なので休憩できる屋根付きの椅子があったり、管理棟があるくらいで、ほとんど目立ったものはありません。
管理棟では公園の生物や自然についての情報などを展示していたりして、この辺りの様子をうかがい知ることができます。
駐車場側の入り口を入ってすぐの展望台です。
高さは標高が78mもあります。
よく写真にとられる有名なポイントです。
ここへきたら、まずはこの展望台に登ってみるといいかもしれません。
この芝生の一帯がピクニックをするには最適です。駐車場が目の前で徒歩5分以内で公園を楽しめます。
レジャーシートを敷いたり、簡易日除けテントなどを持込み、くつろいでいる人が多く見られます。
夏場などは暑い中、木陰もあり、昼寝をするには最適です。四季の森公園の中で、一番、人が多く集まる場所だと思います。
同じく入り口から左に通路を歩いて行くと、運動ができる広場があります。
公園のメインの方向とは反対側になるのですが、山を主体とした公園の中では運動ができる平らな珍しい場所です。
混雑を避けるには、ここで遊ぶのもいいかもしれません。
駐車場の入口のところから左に歩いて行くと、このような山の中を思わせるような歩道があります。
山の中をずっと歩いて行けます。上り下りが結構ありなかなか大変です。崖の上をあるくようなところもありますが、柵がありますので、怖いことはありません。
道は階段があるところもありますが、基本的に平らにならしてありますので、
初めての山歩きの練習にはいいかもしれません。
入り口を右側に下っていく通路です。
ここだけ、なぜか舗装された大きな通路があります。ここ以外はすべて人しか通れないような道になっています。
ほとんどの場合、駐車場に車を止めて、
この通路を歩いて公園の中央の池に向かって歩いて行く人が多いような気がします。
ここが通路から1段低いところにある、遊び場となっている広場です。
奥の方には子供の遊具があり、楽しめるようになっています。
ちょうど、通路の坂を下っていく途中に、水遊びができる場所と、広場があります。
子どもが遊べる場所が何箇所かあります。
このあたりは、自然の植物や生物をみるという感じではないようです。
ここは人工的な河原という感じで、水が循環されて滝のように流れてきます。
子供たちが水浴びをして遊んでいます。
石はしっかりとセメントで固められているため、砂利のように1つ1つの小石が動くことはありません。
川のような水路があるのですが、浅くて危なくなさそうなのがいいです。
ここからが、湿地帯だった四季の森公園の自然に近い風景を楽しめるゾーンです。
この橋を渡るところから、本格的な自然公園としての空間が楽しめます。
ここからはジョギングもできないようになっています。
池へ流れ込む小川の1つです。
結構透明で綺麗な水が流れています。
湧き水なのか、循環させている水なのかは分かりません。
雨が降らない日が続くと、水は少ないですが綺麗で透明になっています。
四季の森公園の駐車場のある入口から入って、坂道を下って行くと、最終的に池に到着します。
ここからが見どころとなっているようで、人々がたくさんいます。
みな写真をとったり、花や池の生物を眺めたりしています。
夏になると、この池の奥の湿地帯のゾーンにたくさんのホタルが現れるので、行列ができるほど人が混雑しています。
池には鯉がたくさん泳いでいます。
大きな川が流れこんでいるわけではないので、水は茶色い感じで濁っています。
亀の甲羅干しの光景がよく見られます。
池の鯉に餌やりをしてはいけないと書いてあります。
水が富栄養化しすぎているようです。
なぜか、錦鯉などがいますが、ここは公園の池という感じです。
何本かの小川が池に流れ込んでいます。
自然の湧き水はあまりなく、ポンプが見られましたので、どうやら人工的に循環させているのかもしれません。
ただ、池の源流となる、湿地帯の奥のほうはいかにも染み出してきた水のような感じの流れがあり、これは本来の湧き水のような感じがします。
季節が秋になると、四季の森というように、紅葉を楽しめるようになります。
紅葉がきれいなモミジがたくさん生えているようで、いたるところであざやかな赤い紅葉をみることができます。
複数の種類の樹木が生えているため、公園全体が何色にも色づいていきます。
まだまだ、これからといったところです。
水面は静かですが、濁り気味です。
湿地帯には周りの山から染みだした湧き水も若干、流れ込んでいるように見えます。
園内の一番下のところにある入り口付近に、管理事務所があります。
公園の生物や植物についての展示説明があります。
公園管理事務所近くのオブジェです。
車で訪れて、駐車場を利用しない場合はこの池の方の入り口から入ると、
すぐに植物があふれる湿地帯を見ることができます。
四季の森公園の植物
とてもたくさんの植物が生育しています。四季折々の花が咲いたりするのを楽しむことができます。やはり、天気がいい日には大変美しく見えます。
この公園の春は綺麗です。
モミジが多くあります。
初夏にはこのような綺麗な花が咲き乱れています。
ホリホックがとても多いです。
見事な大きさで立派な背丈のものです。
野草も多く、花を咲かせています。
秋には紅葉がとても綺麗です。
桜が多いので、春にはお花見の人達で大変賑わいます。
まさしく、四季の森といえる公園です。
綺麗な花が園内の至る所にあります。
水生植物もたくさんあります。
菖蒲園もあり、初夏にはとても綺麗です。
人工的に植栽した花としては、花壇にパンジー、チューリップなどがあり綺麗です。自然に生育している野草や水生植物と両方を楽しむことができます。
四季の森の花菖蒲
やはり、花菖蒲では有名ドコロだと思います。
種類がたくさんあって、その沢山の種類が植わっていると言います。ただ、見た目にはそれほどの種類があるようには見えません。大きく違うのではなく、微妙な差の品種があるようです。
菖蒲園の中を遊歩道ができていて、湿地の中を安全に歩くことができます。歩道からはみ出してはいけませんのでご注意を。
遠くから見ると、菖蒲の花の中に人が立っているように見えるくらい、菖蒲の咲き乱れる中に立つことができます。
このような綺麗な歩道が湿地の中にあります。
足をとられたりすることなく、安全に見学することができます。
綺麗な紫の花菖蒲です。
こちらは薄い紫です。
こちらは、花びらの繊維と花びらで紫色が逆転しています。
白い花びらと、紫が混ざっています。
白い淡い感じの花菖蒲です。
道路を挟んで東側−「ふるさとの森」の様子
四季の森公園は道路を挟んで2つに分かれています。東側は狭い範囲ですが人が入らず、綺麗な景色を楽しむことができます。ひっそりとした静かな感じです。
公園東側の入り口付近です。
このような谷に田が作られています。
両脇は木が茂っていて、とても横浜市だとは思えないような景色を見ることができます。
田んぼが何枚かあり、近くの小学校などの稲作体験が行われていました。
田んぼの畦道の土を持って帰ってはいけませんと書いてありました。
よく、田んぼの土をとって、虫眼鏡で見てみようという自由研究がありますが、勝手に他人の土地の土を持っていってはいけません。公園でも同じです。みんなが土をほったら、このような田んぼなどすぐに崩れてしまいます。
田の1つが池になっていて、鯉や鴨がいます。
西側から東側へ入ってすぐの通路です。
東側と西側をつなぐ橋もあります。
東側の公園の入口です。
四季の森の動物
昆虫や野鳥などの動物、魚や爬虫類なども多く生息しています。
野鳥はこの付近にも多く生息していて、小鳥から猛禽類まで数多く見ることができます。なかでもカワセミは名物ともいえるでしょう。
夏になると、ホタルが飛来するのをみることができます。期間はごく短い間ですが、見ることができます。毎年、見られる時期が若干変わったりするようです。およその日程が書いてあったりします。ホタル見学の時期には、駐車場のほうから道路沿いに明かりが灯され、夜間にも関わらずおおぜいの人が訪れにきます。
カワセミを撮るには本格的な野鳥撮影用の望遠レンズがないとこれくらいの大きさになってしまいます。
すぐ近くまで飛んできます。池の中央に止まり木があるために人が近寄ってこないことを知っているため、カワセミも安心しているようです。
季節によっては、繁殖の様子も見ることができるようです。子育て中は小魚をとって雛に食べさせているようで、一日を通して見ることができるようです。
大型の野鳥です。
オオタカも飛来するようです。
四季の森公園の歩き方
公園内は起伏が激しく、ジョギングなどにはあまり向きません。また、一部区間ではジョギング禁止となっています。
ただ、坂道が舗装されていますのでそこを人が居ない日に走ってトレーニングするといい運動に成ると思います。
また、山道を小走りで走るということもできるので、ネイチャートレイルの練習ができるかもしれません。ただし、人が居ない時に行わないと迷惑です。
基本的には歩きながら自然を観察するというスタイルが適していると思います。とにかく、カメラを持ってきて撮影している人が多いです。新しく買ったカメラを試し撮りするにはいい被写体がたくさんある公園です。
鳥、花、木、風景が揃っています。これらをこれだけ街なかでとれる所はなかなかありません。そういうことからもかなり本格的なカメラを持ってくる光景が見かけられます。
また、1つの名物ともなっているのがカワセミの撮影です。これは写真を専門に撮っていない人は普通は見られないと思いますが、ここの公園では毎日、野鳥をとるカメラマンが集まっています。ものすごく大きい望遠レンズが付いたカメラを持った人が何人も集まっています。
カワセミが来た瞬間にはみな連写させてカメラのシャッター音だけが鳴り響きます。ある意味珍しい光景です。ここでは静かに邪魔にならないように気をつけたいところです。
鳥は小さいので野鳥を撮影するときはとても大きな望遠レンズを使います。また、動きが早いので連写ができる大きい本格的なカメラをつかいます。カワセミはとくに小さく、動きが早いのでかなり難しい被写体なのだと思います。しかし、この公園では毎日決まって同じ小枝にとまりにくるため、決まった場所で待ち構えていればとれるようです。
四季の森というだけあり、四季折々の魅力があります。
春:新芽の生え始めた樹木の風景、花壇、菜の花畑
夏:菖蒲の開花、ホタル、植物
秋:紅葉、葦の群生
冬:野鳥の観察。落葉して鳥が見えやすい。
天気の良い休みの日はとにかく人がたくさん訪れます。下のほうの公園の池のある所の方が、景色を楽しむには適しています。動植物を見るには展望台の近くより、池の周りがいいです。
人が多いところで、ピクニックや子供を遊ばせたい場合は、公園の上側の方が広場や遊び場が多く、駐車場からも近いのであまり歩かなくて済むため、オススメです。
住宅地の中の他の公園と比べると、人の出入りが多い割には、自然が残されている場所です。季節ごとに行って観察してみたいと思える公園です。
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